MORのミッション
MORは、「ジュエリーで“本当の私らしさ”へのスイッチを入れる」をブランドミッションに掲げています。
たとえば、何気なくお気に入りのリングを手に取った朝。
その指輪をつけた瞬間、気持ちが少しだけ前向きになることはないでしょうか。
身につけるものが、心のあり方に影響を与えてくれることがあります。自分らしいと感じるアイテムに触れることで、そっと背中を押されたり、言葉にできない不安がやわらいだり。
それはきっと、ジュエリーが単なる装飾品ではなく、気持ちや価値観を映し出す“お守り”のような存在だから。
MORは、そんな前向きな変化のきっかけとなる「スイッチ」となるジュエリーを届けたいと考えています。
では、どうすれば“私らしさ”にスイッチを入れるジュエリーがつくれるのか。
その答えは、MORのルーツにありました。
ひとつひとつの選択に、意味を込めて
MORは、創業から20年以上続くオーダーメイドブライダルジュエリーブランドSORAから生まれたブランドです。
SORAでは、一組ひと組の想いを丁寧に伺いながら、デザイナーがその気持ちを形にしていきます。そのプロセスを経て生まれた結婚指輪が、特別な存在として長く愛されている様子を、数多く見届けてきました。
この特別感は、オーダーメイドというスタイル自体に宿るものかもしれません。ただ好みのデザインを選ぶのではなく、「なぜこの形なのか」「なぜこの色にしたのか」といった理由や背景が、その人だけのストーリーとしてデザインに込められている――そこに、大きな意味があるのだと思います。
MORでは、こうしたSORAでの経験をヒントに、ジュエリーとの向き合い方を大切にできる仕組みを考えました。
実店舗を持たないMORでは、すべてのサービスがオンラインで完結します。果たしてデザイナーがいなくても、オンラインだけで心を動かすリングを届けることができるのか。
SORAから学んだ大切な工程。
それは、「選ぶ過程」に意味を考える時間を意識的に取り入れること。
ひとつひとつの選択に、自分自身の想いや価値観を重ねていく時間が、かけがえのない体験になると考えています。
ジュエリーを選ぶ時間は、「今の私」と向き合う時間
ジュエリーを選ぶという時間が、自分らしさと向き合う体験になる――MORでは、オンラインショップでも意味ある選択ができるよう、「パーソナリティ診断」と「カラータイプ診断」をご用意しています。
デザインから選ぶのではなく、診断を通して「今の私」と向き合いながら選択していく。診断の結果に、たしかにそうかもしれないと思ったり、少し違和感を覚えたり。
そのひとつひとつの反応が、心の声に耳を傾けるきっかけになっていきます。
そうして見えてきた「今の私」は、やがて色や形としてジュエリーに重ねられていきます。それがどんな意味を持つのかは、自分だけが知っていることかもしれません。けれど、自分の中では、たしかな理由のある選択として心に残ります。
ひとつひとつを選択していく時間が、「今の私」と向き合う時間となっていきます。
そして完成したリングには、想いや価値観、そして未来への希望が込められています。
身につけるたびに、自分を見つめ直す感覚をくれる。
それは、自分らしさに立ち返るための「スイッチ」となるリングです。

選んだ意味を、あらためて考える
自己肯定感を高める方法はさまざまにありますが、MORが大切にしているのは、「自分の選択の意味を考えること」です。
なぜこのデザインに惹かれたのか。
なぜこの色を選んだのか。
ダイヤモンドを留めたい理由や、刻印に込めた言葉の意味について考える。
大切なのは、「選ぶ理由」よりも、「選んだ意味」を考えること。
そのひとつひとつを考えるプロセスが、自分の選択に自信が持てるようになり、やがて自己肯定感を高めることに繋がるのではないか、と考えています。
忙しい日々のなかで、「誰かのため」「仕事のため」と選択しているうちに、いつの間にか自分の気持ちが後回しになってしまうこともあるかもしれません。
そんな時、自分のために意味を込めてつくったジュエリーが、そっと自分の軸へとふたたび立ち戻らせてくれることでしょう。

私らしさに「スイッチ」を入れるジュエリーを
MORのジュエリーは、身を飾るためだけのものではありません。誰かに見せるためでも、流行を追うためでもない。
私らしさに「スイッチ」を入れるためのジュエリー。
忙しさのなかで忘れてしまいそうな「私らしさ」を、手元に取り戻す。それが、MORがジュエリーに込めている願いです。
次回は、「なぜMORは“診断”を取り入れたのか?」をテーマに、
“自分らしさ”を知るプロセスについて深掘りしていきます。
▼MORのブランドストーリー、第1回目はこちら▼
「私らしさって、なんだろう?」MORが生まれた理由

